仕事の本質

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今、とある企業の再生という難しいプロジェクトをメンバーの一員として進めています。「再生」という目的を、「新たな社会的な価値の創造」に変えて考えています。そこには現実的な課題も多く存在し、なかなか前に進めない事も多々あります。まだ数ヶ月ですが、プロジェクトを進める中で感じることがありました。それは、それぞれのプロフェッショナルが実力を発揮することは最低限の仕事であり、目に見えない感情のやり取りや世代を超えたビジョンの共有など、個人個人の感覚に近い部分まで配慮し、理解し合う事がとても大切だと感じています。それが一番の課題であり、何をするにしてもその部分がある意味で「違う」ということを理解し、個々を認めるということをしなければ編んでいる糸はすぐに解れてしまいます。年齢、性別、性格、環境など同じ人間はいません。その中で可能な限りお互いを感じ合い、わかり合おうとすることで距離は縮まり、具体的な作業効率や仕事の質にも影響は出てきます。逆に言えばそういったメンバーが集まる事ができればどんな高い壁も充実感を感じるための要素にしかならないのではないかと。

インターネットやクラウドの恩恵により、物理的な距離が縮まった時代の中で、電波や都合に縛られることのない人間同士の距離感を縮める。それが何よりも大切であり、結果として自分の存在意義を示す、いわゆる「アイデンティティ」を示すことなのではないだろうか。そう実感しています。その想いを胸に、「何か」を僕といる空気のなかで感じてもらい、少しでも変化を生み出すことができれば、この輪は無限の可能性を持つと思います。仕事に置き換えれば、企業のブランディングをするために、まずは個人個人のブランディングを自らの中で生み出し、自信を持つ。それがすべてであり、間違いなく、どんな環境や都合にも邪魔されない「価値」の気づきになると思います。そんな想いを持ち、世の中に発信していく人のお手伝いが僕の仕事かなと。

その為にもまずは僕自身が自らに自信をもってあたることが最低限の条件。
そんな空気感に包まれるために、今日はどこでどんなドアを開けてみようか。
プロジェクトの経過を良い形でまた報告できれば嬉しいですね。

What should I do?

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先日、新型VAIO Zがリリースされた。ソニーから独立した新しい会社、株式会社VAIO。
この会社のコンセプトがいい。「自由だ。変えよう」この言葉の通り、VAIOらしい尖った製品がリリースされた。「モンスターをつくれ」という命題の中で出てきたモンスター。個人的にはこの形状はあまり好きではないが、心意気を感じるとてもいいものだと思う。

僕がここでいいたいのは製品の善し悪しではない。この会社のこの考え方がとても共感できる。マーケットなどのことを考慮し、価格を先に設定した中でのプロダクトではなく、自分たちがやりたいものを生み出すために挑戦し、妥協をしない。そこで生まれたこのモンスター。マーケットの反応はこれからである。このプロセスがどれほどエキサイティングだっただろう。そんな環境にいられたらと本当に羨ましく思う。個人でそういった気分になることは比較的容易ではあるけれど、組織、団体単位で統一した目標に挑戦し、実現していく。このプロセスにユーザーではなく、ファンがつくことは間違いない。プロ野球やサッカーのチームを応援しているかのような気分にさえなる。こうやって新たなマーケットは生み出されていくのだろう。

最近、自分自身が口にした言葉で気になっていることがある。とあるクライアントから「普段どういった方法でマーケティングや情報を収集しているのか?」という質問を受けたことがある。そこで、僕の答えは「既存の方法で様々な情報を入手することはとても難しいし大変なこと。その手のエキスパートがいるほど。でも、自分自身がその発信源になれたらどれだけ魅力的で効率的だろうか。もちろん、すべてのマーケティングなどを無視するわけではないが、自分自身も消費者代表でもあるし、たいていのことはその許容範囲内に収まるのではないかと。その許容範囲のちょっと外を見て創り出している」。この時点では具体的にそういう活動をする前だったのだけれども、そう思った瞬間から、計算や統計で証明されたことだけではなく、自分自身から新たに挑戦していく、そして、そこにムーブメントを起こす。そんな活動に繋がっていくものづくり、提案をしていきたいと思い、行動するようになってきた。ここでもまたちょっとしたハッタリが効いたのである。

例え、どんな仕事でどんな規模のものであれ、成功したとしてもそれはその時の結果でしかない。
経験や固定概念をぶっ壊し、常に新しい感性と発想を持ち続け、現場で新たな挑戦をし続ける。
こんなエキサイティングな時間は、きっと素晴らしい人生を紡いでいくと自信が持てた。
今までの活動がふと一直線に繋がって見えた瞬間でもあった。

今、何をするべきか。
常に心に問いかけ、自分を信じて挑戦していく。
そう決意させてくれた日でした。

VAIO Z、僕の生活には必要ないけど、やっぱり欲しい。それがVAIO。

Messenger

4月末、TETSU-LAWのイベント“Messenger Vol.3”に参加してきました。
いろいろと今回も考えさせられることあったので、レポート。

当日初めて会う人たちとのワークショップ。
その中で、意見が集まりさまざまな想像の中でみんなの意識が少しずつシェアされて、共感にかわる。
なんとなく気持ちよく、手応えのある感覚を覚えた。みんなすてきな人ばかりでした。感謝感謝。
自分の中でものたりない点なんかも残りはしたものの、良い形で消化できたのではないかと思う。

人の感情が動く。
その動きを起こせるかどうか。これがすべての始まりであり、すべてだと思う。
感動は信頼を呼び、共感に繋がる。
このプロセスは人間の遺伝子に組み込まれているのではないだろうか。

現実的な仕事でいうと、クライアントの話しを聞き、共感し同じ目線でビジョンを共有できた時、既に効果、結果は出ているのではないだろうか。

特に、広告やインターネットは直接的なメリットよりも、後方支援的な要素も強い。
そんな心のビタミンになれるツールの提供と、そのプロセスを共有することが僕の仕事である。

そういった人間関係の先には無限大の可能性があるのではないか。
自分にできること、なんでも提供してみよう。

Messenger

突然ではありますが、感じたことを記そうと思う。
先日、TETSU-LAWのイベント「Messenger」に参加しました。

学校の教科にはないけれど社会に出るととても重要な「人間力」。
高校生が人生を幸せに充実して生きるために大切な人間力スキルをチームゲーム・実習・話し合い・レクチャーなどさまざまな角度から掘り下げて体験する「高校生サマーセミナー」。

NTTデータと野村総合研究所の2社が主催で開催し、2011年3月11日の震災後、10年後の日本の主役である若い学生を主体に未来をデザインする対話を実施した「日本を創り継ぐプロジェクト」。

この2つのプロジェクトを実施した中野裕弓さん、櫻井 亮さん、寺田 知太さん、山口 高弘さんとTETSU-LAWの話の掛け合いの中で結論的な言葉として感じた言葉として「場」という言葉があった。

高校生、大学生を対象にしていた2つのプロジェクトだが、その世代以外でも、それぞれが本音で議論を交わし、自分自身のそのままの考えを出していける場が必要ということと受け取った。

政治でも経済でも人間関係でも、簡潔で大枠での選択肢を選ばされることが多い世の中のような気がする。原発でも何でもYes or No。
そこまでの結論に達するまでのプロセスをひとりひとりが深く考え、議論し、活性化することで新しい選択肢がうまれることもあるだろうし、既存の選択肢を選ぶにしてもその意味合いが変化してくるのではないだろうか。
それが複数人でお互いの意見を聞きながら議論できる場が必要なのではないかと。

ひとが自身の将来や身近なテーマについて真剣に熱く議論、考えることでその波紋が広がり、ムーブメントを起こすのではないだろうか。
自身の選択や言動に責任があることを思い出すのではないだろうか。
そして、その結果として得ることができたことに満足し、深化していくことを将来と見ることができるのではないか。

これが僕の改革案。

Messenger
http://tetsu-law.jp/lab/messenger.html